「未解決事件は終わらせないといけないから」は、テキスト版の「Return of the Obra Dinn」だな、と思った。
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Steamで発売後に話題になっていた本作がSwitchでも発売されると知り、予約。
昨日2024/9/19に発売になった。
既にレビューや感想などは出尽くしているだろが、書いておこう。
★以下、ネタバレを含みます★
あっという間に終わった。
予約したのが少し前だったのでいくらだったか忘れたが、1000円くらいだったか…
にしても、「え、これもう解決しそう・・・あああもう終わった」
というのがクリア後の感想で、
体験自体の良さはともかく、ボリューム感が残念だった。
プレイの感じはとても好きで、少しの手がかりからあてはめていく感じは、大好きな「Return of the Obra Dinn」のようだなと感じた。
アイディアさえあれば、良いゲームを作れるんだなぁとも改めて思った。
このタイプのゲームをまたやってみたいとは思ったので、ぜひ、今回のをベースに良い意味で期待を裏切る次作を期待したい。
未解決事件は終わらせないといけないから ★★★
…とここまで書いて、おや…
これまでネタバレなどを踏まないように、ゲームの内容に踏み込んだ記事などは一切見ないようにしていたのだが、クリアしたので確認をしたところ。。。
もう1つエンディングがあるようだ。
内容をみたが、感想はあまり変わらない気がする。
以下、ダラダラ感想
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早い段階で、最初に読んだテキストの印象ではなく、もう1つ軸になる夫婦や子供がいる可能性が見えてくる。
〈この話の話者が誰なのか〉を考えるのは特に楽しかった。
ただ後半のいくつかの話がいきなり核心になって、そこからはするするすると明らかになってしまった流れがなぁ。
もう少しいろいろ悩みたかったところ。
このゲームを作るのは大変だったろうなぁとは思うのだが、あっさり終わってしまって残念。ボリュームがあったり、解くのが難しい部分とか、もう一展開あれば満足度も違ったと思う。
ちなみに「犀華」という名前を娘につけた家族が2家族あったことがゲームの核の1つなわけだけど、[サイ]のようにの原島ご夫婦に対して、宮島ご夫婦はどうだったのだろう。こちらも動物の[サイ]なのか、やはり花のほうの金木[犀]をイメージしたのか。
もうちょっと普通の名前のほうが被るのわかる気がするようなしないような.。